令和6年3月19日
このたび、本組合職員の事務処理誤りにより、本組合加入事業所(以下「X社」といいます。)の個人情報データを他社(本組合加入事業所、以下「A社」といいます。)に誤って提供してしまいました。
個人情報を扱う健康保険の保険者としてはあってはならないことであり、心よりお詫び申しあげます。
組合としてこのたびのことを厳粛に受け止め、今後このような事態を二度と起こさないよう再発防止に努めてまいります。
なお、データ誤提供の判明後、A社ご担当者様に本組合が回収するまでの間の厳重な管理をお願いし、その後、速やかに組合職員が赴き回収いたしましたので、不正利用される可能性は極めて低いと考えますが、万一、不正利用等が確認された場合は本組合が責任を持って対処いたします。
本件に関してご不明な点がございましたら、「7」の問い合わせ窓口へご連絡ください。
1 経緯
令和6年4月に更新する被保険者証のデータ(以下「カードデータ」といいます。)について、提供依頼があった41社に対して、データをCD-ROMに保存したうえで、令和6年2月27日(火曜)にレターパックで郵送いたしました。
令和6年3月1日(金曜)に、カードデータを提供したA社から、カードデータにA社の社員以外の氏名等が記載されているとの連絡がありデータ提供誤りが判明いたしました。
なお、カードデータにはパスワードが設定されており、パスワードは別便で保険事務担当者様あてに郵送しておりました。
2 発覚後の対応
A社へ送付したCD-ROMは令和6年3月4日(月曜)に本組合職員が赴き回収いたしました。
また、その際にA社の社内システムからは、連絡をいただいた令和6年3月1日(金曜)にデータが削除された事跡を確認するとともに、A社の保険事務担当者様以外の目には触れていないことを保険事務担当者様より確認しております。
なお、本件については個人情報保護委員会及び東京都へ報告しております。
3 誤提供した情報
X社の被保険者データ17,477名分(組合員8,077名分、家族9,400名分)
【データ項目】
・組合員及び組合員の世帯に属する被保険者氏名(漢字及びかな)
・被保険者証の番号
・性別
・生年月日
・郵便番号
・住所
・資格取得年月日
・本人・家族区分
※誤提供したデータ項目にマイナンバーは含まれていません。
4 誤提供した原因
今回提供したカードデータは、令和6年4月の被保険者証更新にあたり、被保険者証の作成等を委託した業者が更新作業に使用したデータを本組合職員が加工(不要な項目の削除等)したうえで提供したものです。
その作業工程で、X社の被保険者データの事業所記号及び事業所名をA社のものに誤って置き換えてしまい、作業担当者及び再確認する別の職員もそのことに気付かないままA社へ提供してしまいました。
5 再発防止に向けた今後の対応
個人情報を取り扱う組合内の全ての事務を洗い出し、事務処理誤りを未然に防止するためのルール作りなど、情報漏洩リスクを最小限に抑える総合的かつ具体的な対策を早急に取りまとめるとともに、改めて全職員への教育・訓練を行い、対策の確実な実施を図ることで、皆様からの信頼回復に努めて参ります。
6 誤提供したデータの対象者への対応
誤提供の対象となったX社所属の被保険者(組合員及びそのご家族)の皆様につきましては、令和6年3月19日以降、順次組合員様のご自宅あてお詫びの文書を送付させていただきます。
7 本件に関する問い合わせ窓口
全国土木建築国民健康保険組合
適用第一課・適用第二課・適用第三課
電話番号 03(5210)4383(平日9:00~17:00)